CVS

CVS

環境作成

まずcvsrootを作る

mkdir /usr/local/cvsroot
chmod -R 2775 cvsroot

グループの作成

groupadd cvsgroup

次にリポジトリ作成

cvs -d /usr/local/cvsroot init

グループ設定

cd /usr/local
chgrp cvsgroup cvsroot

グループに追加(testユーザ）

usermod -G cvsgroup test

xinetd.dに以下の内容でファイルを作成し、xinetdをrestart

service cvspserver
{
   socket_type = stream
   protocol = tcp
   wait = no
   user = root
   server = /usr/bin/cvs
   server_args = -f --allow-root=/usr/local/cvsroot pserver
   disable = no
}

動いているかの確認

nmap -p 2401-2401 localhost

CVSパスワードの作成

CVSサーバにログインできるユーザを設定し、パスワードを作成します。「CVSサーバにログインする」と「CVSがインストールされているサーバにログインする」は違います。後者はアカウントが必要ですが、前者はのアカウントが無くても他のアカウントを持つユーザでログイン可能です。 cvsroot ディレクトリの下に、CVSROOT ディレクトリを作成します。

hoge# cd cvsroot
hoge# mkdir CVSROOT

パスワードを生成させる /usr/bin/htpasswd があることを確認します。 which htpasswdで調べてみてください。

hoge# cd /usr/local/bin
hoge# pwd
/usr/local/bin
hoge# ls -la htpasswd
-rwxr-xr-x  1 root  root  27624   9/14 03:58 htpasswd

/usr/home/cvsroot/CVSROOT ディレクトリで、htpasswd を実行して、パスワードファイルを作成します。新規に passwd ファイルを作成しますので、-c オプションをつけます。 hogeuserというユーザのパスワードを作成する場合は、以下のとおり。UNIX のパスワードと同じように2回入力します。

hoge# cd /usr/home/cvsroot/CVSROOT
hoge# pwd
/usr/home/cvsroot/CVSROOT
hoge# /usr/bin/htpasswd -c passwd hogeuser //-cで新規作成 追加するときはいらない
New password:
Re-type new password:
Adding password for user hogeuser

次に、hoge というユーザのパスワードを作成します。今度は passwd ファイルを新規に作成しないので、 -c は必要ありません。

hoge# /usr/bin/htpasswd passwd hoge
New password:
Re-type new password:
Adding password for user hoge

作成された passwd ファイルは、以下のようになっています。形式は、「ユーザ:暗号」です。

hoge# cat passwd
hoge:XuRO/CRkm9rnA
hoge#

次に CVS にログインするユーザ名を追加します。vi で passwd を開きます。

hoge# vi passwd

ユーザ名の最後に CVS でログインするユーザ名を追加します。このユーザ名で CVSサーバ にログインすることになります。サーバのアカウントを持たないユーザ(abc)でもアカウントを持つユーザ(kenz)になりきってログインすることができます。

hoge:XuRO/CRkm9rnA:hoge

これで、CVSの環境構築は終わり

TIPS

• バイナリの指定がしたい cvswrappersに

  *.jpg -k 'b'

  と記入します。