NFS

NFS

ファイルサーバです。

環境設定

NFSサーバの設定です。/etc/exportsファイルに追加します。

/ 192.168.1.0/255.255.255.0(rw,no_root_squash)　

192.168.1.0のネットワークにルートディレクトリをrwで共有してます。この,no_root_squashとは、root からのアクセスを許可するということになります。ですので、デフォルトはroot_squashでuid/gid が 0 のリクエストを annonymous uid/gid にマッピングしています。/etc/hosts.allowも接続できる端末を追加しておきます。

ALL : 192.168.1.0/24

では起動します。

/etc/init.d/nfs start

おや？[NFSクォータを起動中: サービスを登録できません]とエラーがでました。これはportmapが起動されていないためです。ではportmapを起動します。その後でnfsは起動してください。

/etc/init.d/portmap start

ではrpcinfo -pで確認しておきましょう。 では

/etc/init.d/nfslock start

としておきましょう。 次にクライアントです。NFSサーバーの共有ディレクトリをマウントするディレクトリを作成します。

mkdir /mnt/nfs

サービスを起動します。

/etc/init.d/portmap start
/etc/init.d/nfslock start

ではマウントしてみましょう。

mount -t nfs サーバーIPアドレス:/ /mnt/nfs

• tはファイルシステムのタイプを指定します。これは

  ext2 Linux標準のファイル・システム 
  ext3 ext2にジャーナリング機能を付加したファイル・システム 
  ReiserFS ジャーナリング機能を持ったファイル・システム 
  xfs ジャーナリング機能を持ったファイル・システム 
  msdos MS-DOSファイル・システム 
  vfat Windows95のファイル・システム 
  iso9660 ISO9660準拠のファイル・システム（一般的なCD-ROMの形式） 
  nfs ネットワーク・ファイル・システム 
  samba Windowsのネットワーク共有のファイル・システム 

  等あります。んー固まってしまいました。これはクライアントでサービスが立ち上がっていなかったせいです。

  /etc/init.d/portmap start
  /etc/init.d/nfslock start

  起動時に接続したい場合は/etc/fstabに

  server:/public /mnt/nfs nfs defaults 0 0

  といった具合に記述しておきましょう。

リンク

http://mt.mizba.net/archives/000265.php
http://www.linux.or.jp/JM/html/nfs-utils/man5/exports.5.html
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/NFS-HOWTO/

参考書籍