ANT

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javaをキーワードにいろいろ探していると、よくANTというキーワードを目にします。 こりゃなんでしょうか。 Another Neat Toolの略で、直訳するともうひとつのすてきなツールになります。 windowsでいえばバッチファイルみたいなものです。 eclipseでもちゃんとサポートしているし、なかなか便利そうなので覚えておいて損はなさそうです。 では環境を作ります。 http://ant.apache.org/からDownloadしましょう。

ターゲット単位で実行します。 Eclipse3.1からデバッグできるようになりました！

プロパティの設定

<property name="doc.dir" value="./doc" />

doc.dirというプロパティに"./doc"という値をセットしています。 セットした値は ${doc.dir}で参照することができます。

環境変数の取得

<property environment="env" />

と定義しておけば、

<fileset dir="${env.CATALINA_HOME}/common/lib">

といった感じでOSの環境変数が取得できます。

パスの設定

<path id="catalina.classpath">
 <fileset dir="${env.CATALINA_HOME}/common/lib">
   <include name="*.jar" />
 </fileset>
</path>

としておけば ${env.CATALINA_HOME}/common/libにあるjarがcatalina.classpathで参照できます。

<target name="compile" depends="init">
 <javac encoding="${encode}" srcdir="${src}" destdir="${build}" deprecation="true" debug="true">
   <classpath refid="catalina.classpath" />
 </javac>
</target> 

コンパイル

javacを使います。

<target name="compile" depends="init">
 <javac encoding="${encode}" srcdir="${src}" destdir="${build}" deprecation="true" debug="true">
   <classpath refid="catalina.classpath" />
 </javac>
</target> 

JAVAクラスを起動

arg valueの使い方はスペースまででひとつ<arg value=""/>を作りましょう。fork="yes"で別VMで動きます。

<target name="deploy.wsdd" depends="init" description="deploy.wsddコンパイル">
 <java classname="org.apache.axis.client.AdminClient" fork="yes">
   <arg value="-p"/>
   <arg value="8086"/>
   <arg value="${src}/deploy.wsdd"/>
   <classpath refid="main.compilation.classpath" />
   <classpath refid="axis.classpath" />
   <classpath refid="catalina.classpath" />
 </java>
 <echo message="完了" /> 
</target>

依存

<target name="deploy.wsdd" depends="init" description="deploy.wsddコンパイル">

このターゲットdeploy.wsddはinitというターゲットを実行してから、実行されます。dependsで指定します。

メッセージ

メッセージを出力します。

<echo message="完了" /> 

コピー

<!-- コピー -->
<copy todir="${env.CATALINA_HOME}/webapps/axis/WEB-INF/classes/test">
<fileset dir="${build}/test">
<include name="**/*" />
</fileset>
</copy>

これは${env.CATALINA_HOME}/webapps/axis/WEB-INF/classes/testに"${build}/test以下のすべてのファイルをコピーします。**でディレクトリ以下もすべてコピーします。<include name="c:\test.txt" />とかを追加すると、c:\test.txtがtodirにコピーされます。

JAR

JARをつくります。

<target name="jar">
 <jar jarfile="${app.jar}" basedir="${destdir}">
  <fileset dir="${axis.libdir}">
   <include name="*.jar" />
  </fileset>
 </jar>
</target>

GET(HTTP)

HTTPからファイルをGETします。

<target name= "get">
 <echo message="${wsdl.location}/urn:${wsdl.urn}?wsdl" /> 
  <get src="${wsdl.location}/urn:${wsdl.urn}?wsdl" dest="${wsdl.urn}.wsdl"/>
  <get src="${wsdl.location}/urn:${wsdl.urn2}?wsdl" dest="${wsdl.urn2}.wsdl"/>
</target>

削除

<target name= "delete">
 <delete dir="${james.home}james" />
 <delete file="${james.home}${james.sar}" />
</target>

リンク

マニュアル